【学生必見!】目標を分解して考える。美容学生の間にしておいた方が良い事

今回は普段のブログとは少しジャンルの違った記事を書いていきます!

普段は海外やら英語やら生活についての記事を書いている私ですが、最終学歴は都内にある美容学校なんです。
とはいえ憧れていた美容師になったものの1年くらいでやめてしまいましたが・・・

そんな私が考える美容学生の間にしておいた方が良い事について今日は書いていきたいと思います。

こんにちは、minaです。海外・ガジェット・旅行についての記事を発信しています。
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Alexandr IvanovによるPixabayからの画像


学生時代の私がやったこと

まずなんで私が美容師になりたいと思ったのか。
何を目指していたのか。について話していきます。

美容師といっても街で施術をする美容師とはまた違って私が目指していたのはコレクションなどでヘアメイクをするようなヘアメーキャップアーティストを目指していました。

高校生の頃から海外への憧れが強く将来は海外でヘアメイクの仕事が出来たらいいなぁ・・・なんて考えてました。

勿論当時の私は将来に向けてしっかりとしたプランなどは考えて居なかったので、高校卒業後は美容学校に入って、卒業後は有名店に数年勤務して経験を積んだら海外に挑戦しよう!
くらいの曖昧な目標でした。

入学後もショー向けのスタイルやメークに興味があったのでコンテストなどにもどんどんでて、2年生の時には若い美容師もでるような大会で入賞することもできて、本当に嬉しかった記憶があります!

学生のうちにコンテストなどでいっぱい入賞して、就職しても通用する技術を身につけたい!サブファ(美容師になってから合格すれば通う事が出来るヘアメイクの学校)にも挑戦して海外だーー!
そんな曖昧すぎる目標を立てて日々頑張ってました笑

当時はSNSの重要性にもあまり気が付けておらずコンテストの作品や放課後友達などをモデルにして行って居た作品撮りなんかも、身内内だけにしか発信していませんでした。

海外で活躍したいというこの目標の到着点は描いていたものの、途中の道筋については深く考えず好きな事だけを行い好きなジャンルの技術だけを磨いた結果、サロンに入社後大きな壁に当たってしまいました。

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現実とのギャップ

私が美容師を続けることのできなかった原因は

・しっかりと過程を考えたプランをたてれていなかったこと

・磨くべきスキルを間違えていたこと

・SNSの重要性に気が付けていなかった

大きく分けてこの3点だと思います。

しっかりと過程を考えたプランをたてていなかった

学生の私が考えていたプランの最終目標は
『海外で活躍できるヘアメーキャップアーティストになりたい』

そのためには
『美容学校に通わなくてはならない』
『学生のうちに結果を残す』

この過程の部分が間違っていて学生のうちにスキルを磨く事に重点をおいてしまいましたがこれは大きな間違いでした。
学生のうちに習得出来る技術には限度があり、サロンに入社する際にはどんぐりの背比べでしかないという事。

最終目標が海外なのにもかかわらず高校の授業程度の英語力しかなく、そのスキルを伸ばす事ができていなかった。

学生が学ぶ事が出来る技術力には限度があります。
継続して頑張った事は評価されますが作品自体の完成度に対する評価はあまりされないのが現実です。
また就職してからは業種上さらに時間も減る事がわかっていたのにも関わらず、将来を見据えた学習ができていなかったなと思います。

これの代表的な部分は英語学習ですね。

私は夢を諦めてからワーホリだったり、今ではTOEICに向けた勉強をしていますが当時は
海外で働く→英語力が必要

なんてことすら考えられていなかったんです。

美容師に一番大事な部分は、やはり接客業なので自分の持つスキルよりも人柄だったり話術の方が大事です。

それなのに言葉も通じないようじゃ安心して施術を受けることなんてできないですよね・・・

磨くべきスキル

なら学生のうちに何をしたらいいのか。

目指すべき場所にも寄るかと思いますが共通する部分は今なら間違いなくSNSだと思います。

今売れている人から考えると

技術のある美容師<発信力のある美容師です。

いち早くインスタに力をいれ、見せ方の上手い人が売れている美容師です。
スキルについてはあるに越した事はないですが、発信力のある人に人は集まります。

これは美容師に限らず全てのジャンルに言える事ですね!

それ以外には学生のうちは学生らしくいっぱい遊んだ方がいい。
いろんなところにいって貴重な経験をいっぱいして、多くの友達を作りましょう!

接客業、美容業をする以上知り合いはいて困る事はないです。
就職してからもモデル探しだったり、自分の作品を拡散してくれたりと良い事ずくめなので
学生のうちはいろんな人と仲良くなりましょう!

そしてサロンワークでいろんなお客さんと会話が出来るように、いっぱい遊びましょう!
その写真からフォロワーを獲得することもできますし、体験が自分の財産に変わります!!

美容以外のジャンルにも視野を広げよう

お客さんの数だけトークバリエーションが必要になる世界です。

どんな話題を振られても対応出来るように視野を広く持つことは必須です。

カットカラーの知識を求めるお客さんも勿論いますが、お客さんが話したいのはそれだけじゃないんです。延々と美容の知識について語る美容師はもはやテロですよ!
私だったらいくら腕が上手くても次行くのは躊躇ってしまいます・・・

自分の趣味を広めるのもいいですし新しい友達からいろんな話を聞いて今まで手を出してこなかったジャンルに広げるのもお勧めです。

なんといっても美容学生の2回しかない夏休みを終えてしまったら、仕事をやめるか定年退職するまで1ヶ月間の長期休みなんてありません!!!

有意義に使いましょう!

国家試験に向けて

美容師になるための必須事項・・・

そう国家試験です・・・・・

どこの学校も国家試験合格率100%!!!
みたいな広告を出してはいるもののいざ自分が受ける側になると不安になってしまいます。

噂程度の話ですが、100%を達成するために学校内の試験を通過しないと受験させて貰えない学校も中にはあるとか・・・

でも美容師の国家試験はやる気の無い人を篩に掛けるだけの試験で、飛び抜けた技術を持った人を厳選するような試験ではないんです!

凝った対策を取る必要はなく、大事なのはしっかり授業を受けること。

これだけで良いんです!

学科試験

美容師の国家試験は学科と実技の2つの試験があります。

実技は学校の近くにある会場にいって受験をして、学科は受験場所を選べるので私は家から近い会場で受験しました。(もしかしたら実技も選べたのかも・・・・)

学科試験対策で私がしたことといえば

・しっかりと授業を聞く
・ひたすら過去問を解く

これだけです。出題傾向も少なく過去問を解いておけば対策としては十分です。

過去問をしっかり解いて、答えを丸暗記するのではなくしっかりと理解出来るようにしておけば学科は大丈夫でしょう!

学校内の試験などで十分試験合格レベルの学力は身に付きます!

とはいえ、そう理解はしていても実技に夢中になり、学科はどうしても眠くなってしまいますよね・・・
タイムを取った後の学科はもう子守唄状態です。
そんな時は迷わずに寝ましょう!
睡魔と戦っている時間がもったいないです。

勿論バレないように!!

ただ、寝るといっても開始5分などで寝て一度フレッシュな頭に切り替えてから残りの時間はしっかりと受けましょう
ずっと寝てしまうと後で取り返すのに逆に疲れてしまいます。

試験前に楽をするためにはやっぱりコツコツと積み上げて行くのが一番です!

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実技試験

実技試験は2つの課題から構成された試験となってます。

1つめの課題がカット。
10cmと決められた長さに切り揃える事が出来るかどうか。

2つめの課題がワインディングとオールウェーブのどちらか片方です。
この2つから好きなものを選べるわけではなく試験の前の年の冬ごろに課題が指定されます。

カットに関しては確認されるポイントが決まっていて最悪その周辺さえしっかり切れてれば問題ないです。
授業で何回も反復練習をすることになるので最初はカットが苦手だった人も気が付くと身についています。

2つ目の課題がパーマとなっていて

・ワインディング
→美容院などでよく見かける丸い筒に髪の毛を巻きつけるやつ。

・オールウェーブ
→パリパリになるローションとピンを使って形を形成するレトロなパーマ技術です。

どちらが選ばれるかはその年次第ですが、私はオールウェーブになって!と祈ってました笑

カットと同じようにどちらも練習すれば身に付く技術なんですが、試験の緊張感の中で細かい筒に髪の毛を巻きつける作業は気を使うので、
スタイルからして大雑把に行えるオールウェーブの方が緊張感が和らぐ気がしてました!

どちらにせよ飽きるほど練習することになるので、苦手な方も安心してください!
ただ、冬はローションが冷たくて寒いです・・・

衛生

試験の科目では無いですが大事なのが衛生。

試験前には爪の長さまで確認され、試験中も落とした道具は消毒しないと使ってはいけない。

でも実際お客さん相手に施術をする時落としたものは使えないですよね。
当たり前のことなんです。

でも練習でタイムを意識するあまり落としやすくなってしまうんです。

衛生に関しては先輩や先に試験を受けた友達から

「そんなに気にしなくて平気だよ!」とか
「学校よりも全然ゆるいよ!」

といった言葉をよくみみにしました。
学校の試験に比べれば試験官も少なく確かにゆるくはなるんだと思います。

でも気にしなくて平気だと思う事が出来るのは練習でしっかりやってきたからこそです。

学校で教えられた基準でしっかりと行い、いざ受けてみたら思ったよりもゆるかったなー
ってなる方が気持ち的にも絶対楽です。

最初から舐めてかかって、それが試験官の目に止まって不合格。
そんな事にならないようしっかりと学校の基準で日頃の練習も取り組みましょう!

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なりたい自分から逆算して考える

あなたがどうしてその道を目指したのか。

そこを曖昧にせずにしっかりと分析する事が1番の近道だと思います。

そのためにもどうしたら楽に達成出来るのか。
ではなく、どうしたらさらに目標に近づく事が出来るのか?を考えるべきです!

海外で仕事をしたいのであれば、そのためにはなにをしたらいいのか?
プラスで何を学んだらステップアップ出来るのか。といった所を考える事をお勧めします!

□海外で仕事をしたい。
・英語を勉強する
・海外のトレンドを勉強する
・現地の暮らしを知る
・経験のある人の話を聞く、現地の知り合いを作る

といったようにまず考えられる事全てをノートでもメモアプリでもなんでもいいんで書き出してみましょう!書き始めたら止まらなくなりますし、追加で思いついた時はどんどん書き足していきましょ!

あとはその中ですぐに実践出来る事現状難しい事

のように優先度を設定しましょう。

そうすれば理想に段々近づいていきます!
これは大小関わらず全ての事に共通すると思います。

仕事も趣味も目標を設定したらそこから分解して考えていく

そうすると見えてなかった部分も見えてきて自分の幅が広がる事間違いなしです。

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